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《目星 75 → 94 失敗》
《応急手当 50 → 31 成功》
《アイデア 75 → 63 成功》
うむ、それでは目星以外は失敗ということで、情報を流そう。
フォゼ尾はイサム君をみて、所々怪我をしてはいるが特に
これといった事は見た目からは掴めなかったな。
ただ、眼に関しては戦場での経験から両方とも無理にえぐり出され
てい様に見えるし、本来なら激痛のはずというのがわかる。しかしな
がら、実際に少しも痛がってもないし
、声でも聞けばフォゼ尾が
「兄さま」ではないというというのが、容易に解る筈だとも考える。
さて、ここからはアイデアで成功したことで、フォゼ尾は
察するというよりも、考察をして浮かんだ考えとして
情報を流そう。
先ず、フォゼ尾も当てはまることではあるんだが、かつての203高地を
彷彿とさせる様な列車内に、どういう条件で出てくるかはわからないが、
ムーンビーストといった神話生物に遭遇をしたのなら、経験者なら
ともかく、一般的な子どもなら正気を失ってもおかしくはない。
それに眼に関しても、痛がらないし、見えないことを
不安がらないのも、正気を失っていることが起因して
いるのではとも考えるな。
更に考えるのは、そうやって正気を失っているからこそ、
自分を「兄さま」なんて呼んでしまうのだろうという、
アイデアが浮かんだ。
わかりました。キーパー、それではこれはPLとして
浮かんだリアルアイデアなんですが、ロールプレイで
この子に訊ねてみてもいいでしょうか？
「この子？」
…「イサム君」に訊ねてもいいでしょうか？
うむ、良いよ。大体のことはNPCに情報として
渡しているから、答えられると思う。
そうですか、それでは尋ねます。
「イサム、どうやって俺とイサムはこの列車に
乗っているか覚えているか？」
「え、兄さま。兄さまが連れてきてくれたのに、覚えてないの
ですか？おとうさんがこわいから、遠いとこに行こうって、
兄さまが私の手を引いて…それで気がついたのなら、兄さまが
起こしてくださったんですよ、兄さま」
イサム少年は幼いながらも、
しっかりとそう答えてくれたぞ。
そうですか…。キーパーこの車両では、
他に情報はありそうですか？
先程全体的に目星にして、判明したこと以外は
特にない感じかな。
イサムという子どもについてはどうですか？
イサム少年に関しては、眼が見えないなりに気配を察してか、
いつのまにかしっかりとフォゼ尾と手を繋いでいるぞ。
さて、きりもいいし微笑ましい感じで次回に続くぞ。
…微笑ましいか？
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