導入

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フォゼルフ2ー3 前回からのあらすじ。出張を終えて列車で第7フォゼ師団に 戻ろうとしていたフォゼ尾。ホームで列車を待っていたのな ら不穏な発言と共に線路に投げ出されて、電車のライトの眩さ に視界を奪われたと同時に、意識を失う。 そして次に意識を取り戻したのなら、列車内ではある のだが、そこに広がるのはかつての203高地を彷彿と させる、凄絶で陰惨な状況となっていた。 何にしても脱出できないかと考えているところで、 列車内に流れたアナウンスを参考にして探索者の フォゼ尾は行動を始める。先ずはアナウンスにもあった 「本日は当列車をご利用くださいまして、誠にありがとう ございます。途中、終点までに、3駅を通過致します。 お乗り間違えのお客様がいらっしゃいましたら、至急、 乗務員にその旨をお伝えくださいますよう、お願いいたします」 とい案内に従い、進行方向と逆の方向にある 車両の列車に乗務員室という文字を見つけて、 そちらへと向かった。 その途中、乗務員室がある車両の座席に座っている1人の スーツ姿の乗客の様子を目星したことで、その乗客の身に 起きている残虐な事実にフォゼ尾が気がついてしまった。 それと同時に、声には出来ていないがスーツ姿の乗客の唇の 動きで「死にたい、死なせてくれ、殺してくれ」と言っている のを汲み取れたフォゼ尾は思わず「"死"にたい」という言葉を 釣られて口にしてしまったところで、前回は終わった。 そして今回は「"死"にたい」と口にした次の瞬間から、状況は 開始するぞ。フォゼ尾が釣られるように「死にたい」と口に 出した次の瞬間には、車両の窓を割り、外から槍が飛んできて スーツの乗客は後方から顔面を貫かれ、絶命する。 割れた窓の方を見ると、てらてらと光る巨大な体の何かが 飛び込んできた。はい、ここで、クトゥルフでお馴染み 神話生物、拷問愛好者ムーン・ビースト登場だ! 先ずはその姿を見たことでのSAN値チェックいってみようか! 成功で0、失敗で1D8の減少だ! (キーパー、生き生きしてやがる) ※前回のセッションで少尉と軍曹は結構な SAN値チャンスを逃して(?)いました。 《SAN値73 → 45成功!》 お、成功か。フォゼ尾も中々SAN値が固いねえ…。それでは、 ムーンビーストはスーツの男が絶命したのを確認したのなら、 耳にいれたこともないおぞましい笑い声をあげていた。 キーパー、PCの俺は臆病者っていうほどに警戒を していた筈だ、直ぐに銃を構えて射撃するぞ。 了解した、それではフォゼ尾は三十八式歩兵銃を 構えて引き金を引いた、ダイスロールよろしく。 《三十八式歩兵銃 90 → 95 失敗》 仙道声 (うーん、前回TRPGのフォゼ島のファンブル 手前を彷彿とさせられるな)
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