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畜生、キーパーそのムーンビーストとやらは、
こちらを襲って来そうなのか?
うむ、それではムーンビーストの行動をロールしようか。
列車内に飛び込んできたムーンビーストは、絶命したスーツの男の頭部から槍を引き抜いたのなら、それは途端にボロボロと壊れてしまった。
そこで先程とは打って変わって忌々しそうな声を出すと同時に、フォゼ尾を視認した。
ただ、位置的にムーンビーストの背後にある「乗務員室」に振り返り視線を向けたのなら、改めて忌々しそうな声をあげたのなら、先程割って入ってきた車両の窓から上に戻って行ってしまったな。
(「戻った」ということは、あの化物がまた来ることも
あることだよなあ…。ただ、「来る」にしても、どうにもきっかけがあって…。
…ははぁ、そういうことか)
(…うーん、あの目星クリティカル情報に、
さっきのでロールでは、フォゼ尾なら気が
ついちゃうかなあ?)
※互いに動向を探りあい中…
それでは、フォゼ尾はこれからどうするかな?状況的には
目の前に後方から脳天を槍で貫かれて絶命したスーツの
乗客の遺骸が床にあって、その先には乗務員室だ。
ははぁ、そういう風に仰るってことはまだ何かあるよう
ですな?…ただ、技能を使って判明する内容をPCの俺が
その「何か」を歓迎するかどうかはわからないってことか。
ふふふ、そういうことだね。勿論、フォゼ尾の選択で、
そのまま乗務員室に向かっても構わない。
(…どうするかな、結構勿体ぶった言い回しを
しているから、どうしても期待値が上がって
しまうな)
キーパー、質問なんだが仮に技能で
振るとしたなら、何になるんだ?
うーん、この状態なら《幸運》にしようか。
わかった、賽子を振るぜ。
《フォゼ尾 幸運75 → 14 成功!》
お、成功か。それでは乗務員室に進もうとしているフォゼ尾の
爪先にぶつかるものがあった。それはどうやら絶命をした
スーツの乗客の胸元からこぼれ落ちたもので、血はついては
いるが、十分に使える「ナイフ」だとわかるな。
ちなみに、耐久値は9、攻撃力は1d4+dbとなる。
どうする?、持っていくかな?
…そうですね、技能は90あってもファンブルすると
いうのは、さっきあったばかりのなので、持って
乗務員室にいきます。
(うむ、流石にさっきのが応えたらしい)
さて、それではフォゼ尾は自分のフォゼケープの
中にナイフを収納して、乗務員室の扉に手を掛ける。
キーパー、ここで技能は賽子を振るって
いうのはないのか?
うん、ここは特に何もなく、扉は特に施錠も
されておらずに開けることが出来た。
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