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先「では、さっそくですが自己紹介していきましょう。出席番号順にー…」
自己紹介…?え、フラグ回収速すぎでは?一級フラグ建築士になろうかな、なつ○さんちのげ○さんみたいに。いやあれは無理だうん。
シ「橘シアです。これからよろしくお願いします」
ル「津田ルカです。…よろしく」
軽い自己紹介と先生の学校の説明が終わった。
今日はもう帰れるみたいだ。…早いな。
シ「ルカ、帰ろ?」
ル「あぁ、そうだな。早く行こう」
面倒臭がりなルカは特に意見もなく返事をする。意見されても困るけど。
友達作らないのって?後日でいいよ。
大体ここで無理に話しかけてくる人はルカ目当てか私のお嬢様っていうステータス目当てだもん。私のことを見てくれる人がいいな。
私もルカのこと言えないくらい面倒臭がりだからってのもあるけど。
素早く荷物をまとめ、そそくさと教室から出…ようとした。
?「あっ、あの橘さん…」
誰かに呼び止められて振り返る。
おさげに几帳結びの髪飾りが印象的な、かわいい雰囲気の女の子。
…もしかして。
シ「なぁに?一条さん」
にっこりと笑い、できるだけ優しく問う。が、すこし震えている。
…あれ、そんな怖かったか?
?「わ、私…と、その…お、友達になってくだ…さい」
シ「もちろん!よろしくね、桃ちゃん。
…You○ubeの登録者500万人おめでとう」
桃「えっ…⁉︎」
桃ちゃんが驚いた顔をしている。
桃「…何で気付いたの?シアちゃん」
驚いた顔は花が咲いたような笑顔に変わった。
話の展開早すぎぃぃ!!
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