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病名が分かった
三ヶ月ごとの
次の予約をキャンセルして
近所に大学病院から独立した
内科に行くことにした。
初回の診察で採血した検査で
“脂肪肝の疑い”と言われた。
2回目の血液検査で
やっと病名が分かった。
“肝硬変”だった。
それを聞いて、
なぜ?と
やっぱり…が同時に来た。
ずっと、
欠かさず健康診断を受けていたのに、
なぜ?
3年も、
血液検査から胃カメラ、内視鏡etc
あんなに検査して
なぜ?わからなかった?
肝硬変とわかると、
疲れやすいとか
急に低血圧になるとか
プロテインを飲んでるのに
“タンパク質不足です”と言われたとか
色んな事が、
すべて符合する。
だからなおさら、
“どうして、わからなかったの?”と
思ってしまう。
お医者様も人間だから、
しょうがないのかもしれない。
万能じゃないよね、確かに。
振り返れば、
父も肝硬変
母は肝臓癌 で亡くなっている。
一般的な言い方で言えば
肝臓の弱い家系。
仏法的な考え方で言えば
業病。
だから、
なんで?って
先生を責めるんじゃなくて
今見つけてくださって
ありがとうございます。なんだけど。
凡夫の悲しさで、
身体が思うように動かない、
しんどいと、
つい、なんで!と思ってしまう。
もっと早く見つかれば、
こんなにしんどく
ならなかったんじゃないかとか
考えてしまう。
考えても、元には戻らないのにね。
前を向かなくちゃ、とわかってる。
今年ももう、
3月も半ばを過ぎる。
何もしないでも、
あっという間に
今年も桜が咲いて
散るんだろう。
桜に責任はない。
ただ、
一生懸命咲いてるだけだ。
「今年も綺麗に咲いたね」と
笑って眺められる私になろう。
今年の開花に間に合うか分からないけど、
“冬は必ず春となる”から
それを信じて、
自分を信じて
前を向く。
負けない人生にするために。
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