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『カフェラテ1つ』
職場のカフェに推しが居る…
その驚きと前日に友達と話していた話で
考えていた事を思い出した。
「私、そろそろいい年齢だし推し卒しよう
と思って」
学生時代からずっと一緒にライブに参加していた
幼馴染から突然、そう宣言された。
「もうだって25歳だし、結婚するしねぇ」
20代後半に差し掛かるこの年代は色々環境が
変わる世代だと思う。高校卒業とともに就職した
人は役職も変わり、責任も持たないといけない。
「…そっか、もうそんな時期だもんねっ」
笑顔で返す…。けど心の中ではモヤモヤが募り
学生時代の思い出が走馬灯のように頭を巡る。
推しに会いたい想いが募り、遠くまで遠征。
推しのライブ映像見てはしゃいだり
時には学校を早退して推し活もしたなぁ。。。
でも私は…きっとまだ…
「お待たせ致しました。カフェラテで
ございます。」
「ありがとうござい…あっこれ」
そっとカフェラテのカップに想いを込めて…
『ずっと応援しています。頑張ってください。』
私の[最後の推し活]はきっとまだまだ先の話…
だけどきっと、いつ卒業しても人生最高な幸せな
想い出になる。大事な人生の1ページ。
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