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ノーマがパチンと一つ指を鳴らせば、アデルとノーマの服は煙のようにフワッと消え去り、いきなりお互い生まれたままの姿になった。 そこはアナログじゃないのかよ、とアデルが突っ込む間もなく、ノーマはたどたどしい手つき──しかし童貞なので荒々しくもある──でアデルの肌を無遠慮に撫で回していく。 「ちょっ!ちょっと待ってください!」 「待たない。……というか、俺のジュニアは待てができないんだよ!」 何言ってんだこいつ、と思わなくもないアデルだったが、なんだか可哀想なので言わないであげた。 「あの、お師匠様、僕これでも処女なんで、すっっごく優しくしてください!!それこそ魔法を使ってでも、お願いします!!」 「すっごいやらしく!?分かった!!」 「ちがーう!」 誰がいつやらしくしろと言ったんだよと再度アデルが突っ込む間もなく、ノーマの指はいつの間にかアデルの胸を触っていた。 「ハァ、ハァ、アデルかわいい……」 「いや、胸ないから……ンッ……?あ、なんかそこ、やだ……っ」 掌全体で覆われ、無い胸をモミモミとオッサンじみたやらしい手つきで愛撫される。 こんなクソ童貞には優しさも気持ちよさも期待はできまい──と早々に切り替え、とりあえず相手が満足するまでは我慢しようと思っていたアデルだが、ノーマの手付きは予想外に優しく、そして気持ち良かった。 「アデル、気持ちいい?やらしいことされて嬉しいの?もっとしてあげるね」 アデルの反応に調子に乗ったノーマは、今度はその小さくてぷっくりと膨らんでいるピンク色の飾りに、思い切りむしゃぶりついた。 「ぁあっ、やだ、やだ、ちくびこりこりしちゃだめぇ……!あ、うそ、舐めないで!やぁぁっ!ぺろぺろしちゃやだぁ、ひぃん」 「かわいい……もっと鳴いて?」 「あ、ぁ、きもちいい……っ!なんで、まほう使ってるの……っ!?」 自分に触れるノーマの手が気持ち良すぎて、まるで感じる魔法を掛けられているのではないかとアデルは思った。 しかし、ノーマは魔法を使っていない。 このヘタレでコミュ障で童貞の大魔法使いは、とりあえずあらゆる分野と状況において、天賦の才を発揮することが出来るのだ。 ──本人が自覚しているのかどうかは別として。 「もうアデルのおちんちんからトロトロの蜜が溢れてきちゃってるよ?まだ触ってもいないのに、アデルの身体ってえっちだなぁ~」 「あっ、あぁんっ、うそっ……?ひぁっ」 「可愛いからたくさん触ってあげる。ついでに後ろも俺のチンチンを受け入れる準備をしようね、いつか使うときが来るかもしれないと思って淫魔の協力の元作成したこの特製ローションで、お尻の穴をドロッドロでヌレッヌレな欲しがり屋さんのおまんこに変えてあげる……」 ノーマ(愛読書:官能小説)は胡散臭さ満点のボトルをベッドの下から取り出して蓋を開け、トロリとした甘い匂いの透明な液体をアデルの下半身に多量に垂らしてゆく。 「ひぁっ!つめた……あぁっ、同時はいやだ、やだぁ、……あ、なんできもちいの?やだよ、あっ!おしりずぶずぶしちゃやだぁ……、そんなとこだめなのぉっ!きたないよ、やめて!あぁん、先っぽぐちゅぐちゅしないで、いや、そこだめ、ぁあーっ!!」 「ふふ、前立腺触られてイっちゃった?さすが淫魔のローション、有能だなぁ。もうお尻グッチャグチャだよ?ふふ、わけわかんないくらい気持ちよくしてあげる──っていうか俺のジュニアが既に限界突破しまくってるから、もう挿れるよ」 ノーマはアデルをうつ伏せにすると、尻肉を掴んでぐっと開いた。 そして中央にある赤く熟れた小さな蕾に、エレクトしまくっている自分自身を押し付けてずぶずぶと挿入していく。 「んあああっっ!?ふ、ふといのが入ってきたぁっ……!あっ、くるし……よ、まだうごかないでぇっ……!だめっ、だめだったら!……あっ!あ!なんで、あぁっ!きもちいぃの、いや、あっ!あん!おちんちんいれられて、おしりきもちいいよぉっ!」 「やばい、初セックス超きもちいい……死にそう……もうイキそう……」 「あぁっ!しぬっ!きもちよすぎて死んじゃう~!!やらぁ、おししょさま、たすけてぇっ……イく、もうイきたいよぉっ……!」 「金髪ツンデレ美少年の痴態最高かよ……」 ノーマが初めて弟子取りして良かった、と心から思えた瞬間である。 ──そして。 「もうイく、イっちゃうぅ!!」 「俺もイくっ……ナカに出すよ……!!」 「ナカに出してっ!にんしんさせてぇ!あっ!すごいぃっ!ああっ、あ──っっ!!」 「くっ……!!」 ──その後も、童貞と処女の激しい夜の営みは一晩中続いた。
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