ちょいワル部長が、ちょっとイケメン!
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「えっ? そ、それはそうなんですけど……」 そうなのだ。 あたしは、今、腰を痛めている。 進藤部長は、それを知っていたのだ。 「だ~か~ら~、救急用に、膝クッション!」 進藤部長は、椅子で、くるくる回りながら、自分の膝を叩いて言った。 進藤部長は、アラフィフなのに、いたずら小僧みたいだ。 だから、周りからは、ちょいワル部長と言われている。 そして、独身で、ちょっとイケメンである。
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