とめられない。

2/12
30人が本棚に入れています
本棚に追加
/184ページ
「ワンプレートランチ2つください」 「ドリンクはどちらになさいますか?」 「コーヒー、ホットで。小鳥は?」 「え、え?どこから選べばいいの?」 「ここ」 「え~、、、と、あ。どれにしよう」 「カフェオレあるよ」 「あ、じゃ、それで」 「ホットでいい?」 「あ、じゃ、それで」 店員さんが確認のため、オーダーを繰り返してくれる。それからテーブルの上のメニューを持つと一礼して下がって行った。 注文をしただけなのに、何故か一仕事終わった気でいるわたし。ほっと一息ついて肩を下ろしていると、まもちゃんがおしぼりをわたしの前に。 「あ、ありがとう」 何から何まで、わたしはいつもまもちゃんに頼りきりだ。
/184ページ

最初のコメントを投稿しよう!