なぜか殺されたので転生して… 第0章

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もし神様がいるのならば私は…神様を恨みます。なぜこんな目に遭わないと行けなかったの? 〜幕末時代〜 私には好きな人がいる。その人は、優しくカッコよく素敵な方。その方の名前は如月 蒼様。如月様は世界最強のお方。ちなみに私は如月様の一番近くにいる存在で一緒に仕事をしている。すごく楽しい日々を送っている…と言いたいが如月様は世界最強のお方でもありながら世界一のイケメン男子なのだ。だから一番近くにいる存在の私を嫌う者が多い。でも如月様に迷惑はかけたくないためこの事は言わずに何にもなかったようにしている。相当喋ってきてそろそろ私の名前が気になるよね〜。遅れました。私の名前は 七瀬紗和と申します。如月様には名前を言ってません。(今所属のnoiseの契約理由に書いてあったので…) 《朝》 「行ってきます!」私は家を出た。 今日はいい天気!…と言いたい。よりによって今日が大雨で風が強いとは…今日の予定はこの国の王様に会いに行くって言うのがある。 「これは如月様の傘を持って行かないとな…」如月様まで濡れてしまったら大変ですね…。私は一応仕事仲間だけど、秘書的な立場でもあるのです!なんて思ってると… 「その必要はないよ。いつもありがとう。」 この優しい声は…如月様?はっ!私は、傘を投げ出して如月様のそばまで行き頭を下げた。 「如月様、了解致しました。して、なぜここに?傘の連絡なら本部でもできましたし…こんな場所に来なくても…」如月様は少し笑って言った。 「傘を投げ出さなくていいよ。少々予定変更になってな。その…王様に会いに行くんだけどついでに王様の娘さんにも会いに行くことになってな。その娘さんの性格が少し…と言う事で君にもついてきて欲しいんだ。」 なるほどねぇ。要するに王様に会いに行くのになぜかその娘さんにも会いに行かないといけない。でも、その娘さんが…多分だけど如月様の事が好きなの?で、その好き?のせいでめんどくさい女になったのね。 「了解しました。私は何をすれば?」如月様がカバンを私に渡した。 「如月様これは…?」如月様は笑顔で言った。 「これは、君の着替えだ。まさか王様に会いに行くのにその格好で行くつもりだったの?はぁ。君のお家にお邪魔するよ。」え。えっ。ええええ〜!今なんておっしゃった? 「鍵」と如月様はすっとわたしの方へ手を出した。そして私は、鍵を渡した。ガチャっとなり私と如月様は家に入った。家に入った瞬間、如月様はびっくりした様子で言った。 「綺麗な家だな。っ!すまぬ。人の家をすごく見るのは良くないか。私はここで待ってるから着替えてくると良い。」 「いえ、気にしておりません。では失礼いたします。」私は自分の寝室に行き素早く着替えた。如月様にご迷惑をお掛けしないためにも…お〜…うん。着替えた時間1分。やばいね。私はそう思いながら部屋を出た。そしたら…まぁ予想はついていた。如月様はとりあえずびっくりしていた。しかもボーとしていた。 「早かったね…うん…とても…そして似合ってるよ。可愛い…と言うよりおしゃれ」如月様に可愛いと言われてしまった///可愛いと言っている如月様が可愛いくて素敵です! 「ありがとうございます。こちらも少し準備があるのでもう少々お待ちください。」ああ。と言った如月様は私をじーいっと見ている。まあ気にしないで小さいカバンに超小型GPSを入れたり銃、刃物、爆弾…色々入れた。こっちを見ていた如月様が言った。 「君は、準備がよくて何が起きてもいいように備えているのだな。凄く素敵な人なんだな…」なんかいつもと違う如月様。尊敬している顔をしていると思ったけどよく見たら切なく悲しい顔をしている。今、私の気持ちを伝えるとなぜか思った。このまま何もしなかったら如月様が離れていくと思ったから。言わないと! 「如月様、なぜそんな悲しそうな顔をするのです?そんな顔をしないでください。私はただ如月様にご迷惑をかけたくないのと如月様のためにここまで頑張っているのです。如月様はいつも笑顔で優しくて人のために頑張る如月様が好きなのです。如月様を愛しているのです。そんな笑顔の如月様を見ているから色々頑張れるのです!だから…もう二度とそんな顔をしないでください。あなたの部下なので何も言えない立場ですが、私からの最初で最後の願いです…」私は涙をポロっと流しながらふんわりと笑った。そしたら如月様まで泣いていた。そして如月様は言った。 「ありがとう。いつもそこまで頑張ってくれて…ありがとう。俺のためにここまで好きでいてくれて…愛してくれて…ありがとう。君の願いを叶えられるように頑張るよ。」如月様は私を抱きしめた。 「如月様の腕の中にいられて光栄です。私はここまで恵まれているのですね。幸せです。私はいつか如月様と付き合えたら…結婚できたらと思っていました。ですが、もうこれだけで十分です。もう…十分すぎるのです。」 「俺もこんな部下を持てて幸せだ。そろそろ出発しよう。」はいと言って家を出た。… って何で普通に接してんだ〜!!伝えるのは良かった…うん良かった。けどハグまでしたしその勢いで変な事言ってしまったし!もういいや…終わった事だし…うん… なんて思ってるとあっという間に王城に着いた。そして私は言った。 「ここからは護衛という形です。あなたの身に危険なものが半径1mにある場合は直ちに処分いたします。よろしいでしょうか?」 「ああ、かまわない。よろしく頼む」と言われ王城に入った。そしたら…門番が言った。 「何者だ!一歩こちらに入ったら殺す!」 「我々は、noise本部の者です。王様に呼ばれて参りました。」すると門番が怒ったように 「何嘘をついている!noiseが来るわけないだろう!」何言ってんだ!こいつ!あ…やばい…殺気が溢れ出てく…抑えようとしても抑えられない。私から黒くて赤い殺気が私の体の周りにある。 「如月様、大変申し訳ございません。」 私はそう言って右手で「パチンッ」と指を鳴らした。その時王城だけ震度8の揺れを起こした。人は全員死なないようにしてある。揺れがおさまった時、騎士団の人が我々を囲った。そして騎士団長っぽい人が言った。 「この揺れはお前か!お前を拘束する!」やっぱりこんだけの殺気があればすぐ分かるか。ていうか何で拘束されないといけないの?だって原因は門番でしょ?と思い騎士に言った。 「私はnoise本部のものです。王様その娘さんの面会があってきたのですが…そちらの門番が通してくれなくてこうなったら力ずくでと思って。あ、でもちゃんと全力で手加減しましたよ?」私は横にいた如月様に言った。 「如月様、これじゃあ話になりませんがいかがいたしましょう?帰りますか?」 「帰る。noiseのものを2人来るよう要請しといて」 「了解しました。騎士団の皆さん、王様によろしくお伝えくださいと言っといてください。ではごきげんよう。」そう言って通信機で 「ごきげんよう本部の皆さん。本部のサーシャに繋いでください。」 「ごきげんよう。了解しました。もう2秒お待ちください。…………お待たせしました。繋ぎます。」 「ごきげんよう。こちらサーシャでございます。ご用件は何でしょう?」 「ごきげんよう。主人の秘書、No.02です。主人の命で2人ください。」 「了解。現在地を特定します。動かないでください。…特定完了。送ります。30秒お待ちください。ではご武運を、No.02」通信機の音が切れた。その瞬間、noiseの制服を着た2人が空から来て敬礼をした。 「初めまして如月様、No,02。サーシャからの命できました。1日の間一緒に活動をするNo.19470とNo.21748です。よろしくお願いいたします。」よろしくと言おうとした時、王城から誰か来る?この気配、堂々と歩いている。周りには数人いる。王様?娘?これは娘の方だな。帰るから引き止めに来たって所かな。如月様と目が合った。 「気づいているようだな。少々汚れ仕事になりそうだ。」 「そうですね。最初は、向こうの話を聞きます。2人如月様をの側から離れないでください。」 「了解です」 私は、黒い手袋をしてバックの中に何が入っているかを確認した。すると、 「初めまして如月様。気を悪くしてしまって申し訳ありません。お詫びに、私に部屋でお茶をしていきませんか?」これが娘か。めんどくさそ。何でいきなり自分の部屋なの!…あ!いいこと思いついた。私は、口に出して喋らなくても、相手に話しかけられる魔法がある。1st発動といえば話したい相手を想像してしゃべれば伝わる。 “如月様、今からあなたは前の任務で喋れなくなってるフリをしてもらいます。通訳は私が。なので何も喋らないでください。お願いいたします。”と言い如月様に方を向くと如月様がコクリとし 「初めまして、如月様の護衛兼秘書を務めさせていただいている者です。如月様は、前の任務で喋れなくなっています。なので私が通訳をさせていただきます。で、如月様はお茶をしたいとおっしゃっています。」 「何で如月様は喋れないのに通訳できるの?どういうこと?」 「私は如月様と長年仕事をしています。なので如月様の考えていることは99、9%当てられます。そして如月様も私の考えていることが100%分かるでしょう。私は如月様直属の秘書です。なめないでください。」 「あっそ、如月様ご案内いたします。」 部屋に着き色々話していると、娘さんが 「如月様、私と結婚しませんか?」 いつか言うであろうと思ってた。私は如月様の方を向いてじぃーと見つめ言った。 「如月様、本当によろしいのですね。どうなっても知りませんよ。お嬢さん、如月様は断るとおっしゃっています。で、理由ですが聞きますか?」 「ええ。聞くわ。」 「分かりました。この理由は、世間には広めないでいただいきたいとおっしゃっています。」 「分かりました。何があっても話さないと誓いますわ。お話しください。」 「はい。如月様に好きな方がいらっしゃるのです。なので無理だと…」 「そうですか…分かりました…話してくれてありがとうございます。」 「如月様、そろそろお時間です。お嬢さん、次の任務がありますのでここで失礼いたします。」 「はい。今日はありがとうございました。」 と言って外まで出た瞬間、如月様が 「やはりお前は、優秀だな。」 「ありがとうございます。」 「あと、話したいことがある。2人とも今日は帰っていい。」 「御意」 「それで何でしょう?」 「お前、俺のことが好きで付き合いたいと言っていたな?」 「ええ。」 「それは俺の性格を知って言っているのか?」 「如月様の性格は知りませんが…でもある程度予想はつきます。私も友達から結婚するならどんな人がいいと聞かれ答えたらドン引きされましたし…」 「その時、何と答えた?」 「その時は、2重人格者で裏表が激しい人で束縛してくれる人と答えました。」 すると如月様が聞いた事がない低い声で言った。 「そうか。俺と付き合わないか?その願い毎日叶えられるぞ。」 「それはそれは…いいですよ。私を存分に楽しませてくださいね///」 「お前、相当狂ってるなぁ。そういう女好きだぞ。」 「さあ帰りましょう。」 まあ家に着いて色々楽しませてくれた。 でね、次の任務で私と如月様が死んだ。 私たちを殺したのがあの娘。意外に強かったんだよね。 この物語は、作文作る時の始めの所。だからこれまだ続きがある。 そう続きが…
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