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君はいつも
空を見つめていたね。
「お疲れさま。
温かい日に逝けて良かったね」
ベランダから
空を見る
泣き終えた俺たちの背中を
コポコポなり続ける
虚しく響く機械の音が
そこに命がないことを
そこに確かに
ぬくもりがあったことを
教えてくれている。
去っていった場所に
消えていった場所に
残る面影、ただ一つ。
これからを進む者として
ただ一言を
心の奥で祈りに変えて。
たった数年、
季節を共に過ごせたことを
誇りに想っています。
いつまでも。
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