人殺しの僕達へ

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真っ赤な夕陽ってきれーだよな、めっちゃ好き。 なんか、エモいし。 まぁ、それだけの理由だけどな。 「なぁ、彩華(いろは)。」 「なに?僕本読むので忙しいんだけど。」 「明日さ、一緒に遊ぼーぜ。」 「…明日?学校終わったらいいよ。」 「……一緒にサボろーよ!いーちゃん!」 親友の彩華はめっちゃ真面目で、成績トップ。 凄くね?! 「やーだ。」 「っちぇ。いーはのけち。」 「毎回変なあだ名付けるのやめてってば…。」 彩華の髪の毛さらさらやな~。 「いろってべっぴんさんだよな~。」 「そ?僕は嫌だけどな…。」 「白い髪が?それとも奇麗なのが?」 「どっちも。女に見間違えられるし。」 俺は好きだけどなぁ……。 別に同性愛じゃないけどさ。 「そうそう。依頼、来てたよ。」 「俺宛に?」 「永遠と僕宛だよ。」 「とわって言うんじゃねーよ。」 「はいはい、」
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