2人が本棚に入れています
本棚に追加
/1ページ
真っ赤な夕陽ってきれーだよな、めっちゃ好き。
なんか、エモいし。
まぁ、それだけの理由だけどな。
「なぁ、彩華。」
「なに?僕本読むので忙しいんだけど。」
「明日さ、一緒に遊ぼーぜ。」
「…明日?学校終わったらいいよ。」
「……一緒にサボろーよ!いーちゃん!」
親友の彩華はめっちゃ真面目で、成績トップ。
凄くね?!
「やーだ。」
「っちぇ。いーはのけち。」
「毎回変なあだ名付けるのやめてってば…。」
彩華の髪の毛さらさらやな~。
「いろってべっぴんさんだよな~。」
「そ?僕は嫌だけどな…。」
「白い髪が?それとも奇麗なのが?」
「どっちも。女に見間違えられるし。」
俺は好きだけどなぁ……。
別に同性愛じゃないけどさ。
「そうそう。依頼、来てたよ。」
「俺宛に?」
「永遠と僕宛だよ。」
「とわって言うんじゃねーよ。」
「はいはい、」
最初のコメントを投稿しよう!