悠馬は友達

1/1
前へ
/23ページ
次へ

悠馬は友達

今日は学校の帰りに悠馬に逢う約束をしている、僕の首にキスマークがあるのを見つけて以来悠馬とは逢っていない。 首のキスマークの事を説明する為に約束の場所へ向かった。 勿論原因を作ったさくらも一緒に・・・・・・ 待ち合わせのcafeに行くと悠馬が待っていた。 「ごめん、待った?」 「いいけど、誰そいつ」 「彼はさくら!僕にキスしてたのは彼だったんだ」 「・・・・・理桜!何言ってんだ」 「キスしてたって・・・・・お前知らなかったって事?」 「そう、知らないうちにしてたんだって」 「理桜!何言ってんだ!大丈夫か?」 「大丈夫!僕さくらの事が好きなんだ!今は一緒に住んでる」 「一緒に?同じ大学なのか?」 「そう!心配かけたけど、もう大丈夫!」 「理桜・・・・・なんだか心配だな」   「お前だれ?」 「お前?」 「理桜の事、呼び捨てか?」 「俺はお前よりずっと前から理桜とは親友なんだよ!」 「だからなんだ!俺は恋人だ!」 「恋人?」 「さくら!彼は僕と高校の時からの友達の悠馬って言うんだ!だから、仲良くしてよ」 「理桜帰るぞ」 「理桜!ほんとに大丈夫なのか?騙されてないか?」 「大丈夫だって………心配かけてごめんね」   また遊びに来てよ!」 悠馬にさくらを紹介して、首についたキスの説明も出来て僕は安心してマンションへ帰った! 悠馬はいいやつだからきっと、さくらも気に入ってくれるはず! さくらだって良いやつだから、悠馬と仲良くしてくれたら僕としては心強い!
/23ページ

最初のコメントを投稿しよう!

52人が本棚に入れています
本棚に追加