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悠馬は友達
今日は学校の帰りに悠馬に逢う約束をしている、僕の首にキスマークがあるのを見つけて以来悠馬とは逢っていない。
首のキスマークの事を説明する為に約束の場所へ向かった。
勿論原因を作ったさくらも一緒に・・・・・・
待ち合わせのcafeに行くと悠馬が待っていた。
「ごめん、待った?」
「いいけど、誰そいつ」
「彼はさくら!僕にキスしてたのは彼だったんだ」
「・・・・・理桜!何言ってんだ」
「キスしてたって・・・・・お前知らなかったって事?」
「そう、知らないうちにしてたんだって」
「理桜!何言ってんだ!大丈夫か?」
「大丈夫!僕さくらの事が好きなんだ!今は一緒に住んでる」
「一緒に?同じ大学なのか?」
「そう!心配かけたけど、もう大丈夫!」
「理桜・・・・・なんだか心配だな」
「お前だれ?」
「お前?」
「理桜の事、呼び捨てか?」
「俺はお前よりずっと前から理桜とは親友なんだよ!」
「だからなんだ!俺は恋人だ!」
「恋人?」
「さくら!彼は僕と高校の時からの友達の悠馬って言うんだ!だから、仲良くしてよ」
「理桜帰るぞ」
「理桜!ほんとに大丈夫なのか?騙されてないか?」
「大丈夫だって………心配かけてごめんね」
また遊びに来てよ!」
悠馬にさくらを紹介して、首についたキスの説明も出来て僕は安心してマンションへ帰った!
悠馬はいいやつだからきっと、さくらも気に入ってくれるはず!
さくらだって良いやつだから、悠馬と仲良くしてくれたら僕としては心強い!
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