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せっかくの会話のチャンスを無駄にする気なの?そんなんじゃ、嫌われちゃうっての!
私はそう思って、
「今日は、ヒナのは全部おわり~!
私のは、あとひとつだよ~!
そっちはどうなの~?」
って聞いたんだ。
そしたら、
「もうおわりか!
こっちはこれからだよ!」
ガズは、すごい笑顔でそう返してくれた。
でも、ガズの隣のタレ目のロゼは、もじもじしたままだ。
ヒナのことを、明らかに意識している感じだ。
「ロゼ~!
今日のヒナの服、どぉ~?」
そう私が聞くと、ようやくもじもじから解放された感じで、
「あ、あのさっ!!
よ!よく似合ってるよっ!」
緊張しながら、若干裏声気味に言ってた。
その顔が真っ赤になってる。
それを言われたヒナの顔も真っ赤だ。
もう、この二人付き合っちゃえば良いのにね!
妖精だって恋はするものね!
こういうのを、すぐ側で見てるのもなんかいいよね~!
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