僕もまた透明人間

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僕もまた透明人間

透明な事には変わりない 姿形も見た事もなければ 名前も知らないとあっちゃ 透明人間となんら変わりない 打ち出す言葉は ありきたりなものだけれど 透明人間だからこそ 僕の事に興味を示してくれる人も いる訳で姿も形も名前も 身の回りの事柄さえも 全部把握していたのならば 僕に対しては興味の熱視線なんて 注ぐ人なんて どこにもいないだろうに もどかしいけれども 透明人間だからこそ 君と出会えたのならば まんざら悪い話でもない 幸せと充足感は時として 同じ天秤には乗らないみたいだ とりあえず僕は透明人間であり 透明人間だからこそ 僕は受け入れてもらえているのだ これからだってそうさ 透明人間的思考の下で 僕は透明人間たらしめる 物語を綴りながら君との関係性を 良好なものに仕立て上げていく
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