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<楓翔side>
カーペットに押し倒したって言ったけど、床は絶対に腰が痛くなるからって言われて、なけなしの理性をなんとか働かせてベッドまで移動した。
部屋の家具が無駄にデカいように俺のベッドもでかいから、二人で並んで寝転んだってまだ余裕がある。
まぁ俺が真弥さんに覆い被さってるから、実質寝転んでるのは一人だけ、だけどね。
「はぁ……楓翔くん」
「真弥さん、大丈夫?」
「だいじょぶ、です……」
「そう?無理とか我慢しないでよ」
真弥さんのことをベッドに連れてきてから、思う存分キスして、シャツ脱がせて、そのあとは好きなだけ真弥さんの乳首を堪能して。
俺と以外こんなことしたことないはずなのに(そうだよな……?前のとき嘘つかれてないよな……?)、俺がちょっと舐めるだけで身体震わせてるから、逆にちょっと心配になる。
感度いい方ってことか……?
「ちゃんと痛かったら言って」
「いた、くは……ないです……」
「そ?なら続けるよ」
真弥さんが嫌とか痛いとか何にも言わないのを少し疑いつつも、俺はちょっとずつ触れる場所を増やしていった。
前はなんか一方的だったし急いでやっちゃった感あったから、今日こそはちゃんとゆっくりやりたいんだ。
せっかく両思いになったしね。
真弥さんにちゃんと好きだよって気持ち伝わって欲しいし、真弥さんの気持ちもちょっとだけでも感じたい。
「う……は、……っ」
「真弥さん肌白いよな。あんまし外でない人?」
「お休みの日、に……たまに、あっ、……ですっ」
「そうなんだ。ビクついてんのかわいー」
片方の乳首は舌で舐めて、もう片方は手で弾いて、たまに吸い付いたりしてたら、だんだん敏感になってきたのか俺が触れるたびに真弥さんの身体が跳ねる。
そんな反応を見た俺もどんどん気分がよくなって、それと同時にどんどん俺の俺も機嫌がよくなっていく。
もう我慢しなくていいって自覚してからずっと気持ちがはやって止まらなくて、自分でもコントロールできそうにない。
「真弥さん、こっちも触ってい?」
「へっ?…………あの、…そこ、は……」
「今まで何回もフェラしてきたし問題ないよね」
「ちょ、っと……っ」
いちいち真面目に着けられてるベルトとズボンのボタンを結構乱雑に外してから、俺はパンツなんか目もくれずに真弥さんのに顔を寄せた。
受験期以降ずっと見ていなかったそれを久々に見て、「あ、真弥さんのだ……」なんて思う。
そりゃずいぶん長いことあってないわけじゃないし、そんなに変わらないってわかってはいるんだけど。
久々に見て、なんかちょっと嬉しくなった。
「汚い、です…っ」
「真弥さんに汚いとこなんてないから大丈夫」
「人の股ぐらで…っ、屁理屈言わないでください!」
「屁理屈じゃなくて事実ですー」
上の方でごちゃごちゃ言ってる真弥さんの言葉をすべて無視して、俺は真弥さんの真弥さんを口で咥えた。
前々からずっと思ってたけど、真弥さんのって結構デカい。
俺のだって負けてないって自分に、というか自分のムスコに言い聞かせてたけど、改めて見るとなんか男として自信無くしそう。
俺のももっとデカくなんないかな……。
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