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精霊たちが連れてきたところは木々の中でも3階くらいある木だった。
「ここが、精霊たちが生まれるところだよぉ~」
とコアモフは何でもないように言った。
普通の木と同じようなごつごつした感じなのかと気になって触ってみたが、普通の木とさわり心地も見た目も大差なかった。
木が一瞬光ったような気がした。
ーそして私は思わず目を見開いた。
「え、…まじか!?」
と思わず言ってしまうほどに衝撃的だったのだ。
なんと、そこには、妖精たちが木からポンッポンっとリズムよく体がめり込んでたのが離れて、を繰り返して作られていたのだから。
私はちょっと引いたね。
だって、気持ち悪く精霊たちが作られてたんだもん。
引かずにいれるって人。わたしゃあ見てみたいね!
私は気が付いたら引きずった笑顔になっていた。
…まぁとにもかくにも、精霊さんたちの手伝いをした。
家は精霊たちが小さかったので比較的すぐ建てれたと思う。
そしたら、精霊たちはとても喜んでくれ、お礼ということで大規模な宴を開いてくれた。結構精霊さんたちはお酒を飲むようで驚いた。
「今回は僕たちの長年の願いを叶えてくれた人間さんに感謝の気持ちを込めて、宴をします!人間さんを満足させるぞぉー!」
と、リーダー格なのか、こあもふが仕切っていて宴をスタートさせた。
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