3話、ふわふわ世界へレッツゴー!

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私は疑問に思った。ーだって簡単な家を作っただけなんだから。 だから思ったことを口にした。 「ねぇ…。私が簡単な家を建てただけで騒ぎすぎだと思うよ…?」 「うん!家より人間さんはとても困っていたことを解決してくれたんだよ!」 「え?」 こあもふが私の席の隣にいたからか、答えてくれたがよく分からなかった。  と、こあもふは言っていたが何のことだろう?知らないうちになにをやったというんだろう? 私がポカーンとした顔をしたからか、こあもふが答えるように言った。 「精霊たちが出てくる木に人間さんが触れたでしょ?“人間さんには特殊なエレルギーを発していて、精霊は人間さんに出会ったらいいことが起こる“ …みたいなことを神様が言ってたの!神様は、もう精霊増えすぎ問題は人間さんが何とかしてくれた。だいだい月一で精霊は増えるように人間さんがしてくれたよって!だから、精霊さんたちは1か月に一回生まれてくるようになったの!」 …な、なんというご都合主義展開。私は作者に文句を言いたい。 作者よ。もっとひねりがあったほうがいいよぉう? とウザい顔でいってやったので、すっきりして見上げたら、見覚えのある部屋にいた。ーそう、私の部屋だ。 【宴が終わり、精霊たちと別れた後】 テロップおせーよ⁉つーかまだ、一口も精霊たちの料理食べてないんだけど!!   ふざけんな!と思うと同時に、また作者に振り回される予感がした。
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