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【学校終わり】
ふぅー。この感覚に慣れてきたわ。
家に帰るとママが
「何かあんた宛に届け物届いてるわよ~」
「分かった~」
と2階のベランダから私に聞こえるように言ってきたので返事をする。
何か頼んだかな?と思いながら自分の部屋に行くための階段を上る。
“それ”を見て私はすぐに気づいた。
あぁ、作者が送ってきたんだな。と。
私はちょっと怖くなった。
だって物語を面白くするために、虫が入っているのかも。死神が入っているかも。
などと考えると怖いじゃあないですか?
私の身長の半分位ある箱をどうやってママは運んだんだ?
と思いながらも、勇気を出して箱を開けた。
そこには、作者の手紙と変な機械?みたいなものが入っていた。
作者が書いた手紙には、こう書かれていた。
《ヤッホー!作者だよーん^^この世界充実してる?
充実してるんならいいんだけど、充実してなかったらあれなので、
“魔法のアイテム”を渡しちゃうからねーン💛
そのアイテムはあなたが困ったときに開けてね
きっと、助けてくれるから。
そういえばモブ美ちゃんって自分でつけてたよね?
私もそれになぞってモブ美ちゃんって書いちゃうんもんねーんだ!!
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