1話

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 で、ついでに”勉強がたのしくなちゃうもの”をあげる💛 人生楽しくね!!》 と、書いてあった。  私がこの 手紙をみて最初に思ったことは、 え、作者って馴れ馴れしい人なの?引くわー だった。 箱の中身には古びた時計と、へんな機械があった。 多分、時計が“魔法のアイテム”で、変な機械が、“勉強がたのしくなっちゃうもの”なんだろう。 時計は100年前の時計かよって思うくらい年季の入ったものだった。  “困った時に助けてくれるアイテム”......かぁ。本当なのだろうか?と思いながら、  私は時計を机の引き出しにしまった。 変な機械は、箱の95%を占めてるくらいに大きくて、すんげえ精密な機械(サーバーみたい)だった。  あれ?説明書が落ちてる?どっからでてきた? いや、考えるのをやめよう。 この世界は、もう、私の知っている世界なんかじゃ、ないんだから。 えーと、まずはヘッドホンみたいなのをつけてっと。 そして、たくさんあるボタンのうちの1つ。 赤い電源ボタンをおして、機械を起動させる。 で、緑のボタンを押すと、クラシック音楽が流れてきた。 青のボタンを押すと、ゲームっぽい空間に飛ばされた。
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