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あとがき 2023.3.24~2023.4.18 カットページはアルファポリスさんのみで掲載しております。 ここと同じく『Bu-cha』という名前で登録しています。 『拳に愛を込めて』『花火の音が終わるまで抱き締めて』のカットページを掲載済みですので、是非ご覧下さい。 ※濃いめのラブシーンですので苦手な方はご注意ください。 “ゆきのうえシリーズ”、元気の物語も完結しました。 『雪の上に、犬と猿。たまに男と女。』 『好き好き大好きの嘘』 この2つの物語は重すぎて・・・。 私は登場人物の設定もあらすじなどの設定も出来ない作者なので、登場人物が動いていく姿を追うしか出来ず・・・。 前の2つの物語は主人公達が30歳間近ということもあり、考え方や思いが重すぎて・・・。 追っていて物凄く疲れるくらいで・・・。 その点では美鼓も元気も若いからか前の物語よりも軽~い感じで、追っていて楽しかったです。 このくらいの軽さだと私も楽しく追えるので次の物語もこのくらいだといいなと。 今回の物語では、元気の過去は大幅にカットしました。 前の2つの物語がそこをメインで動いていたので、今回は特に深堀せずに元気sideでサラッと出てきたくらいに。 元気には過去よりも未来に向かって欲しいと願っていたので、そういった私の気持ちも込めてしまいました。 そして、久しぶりに登場人物の過去の出来事が小出しになっていましたね。 最近の物語は過去の出来事は過去の出来事でドンッと出てくる感じだったので、小出しで出てきたのは久しぶりで。 マグカップは何かあるかなと思いましたが、まさかのキッチンタオルが先に出て来て私は「え!!?そっち!?」となりました! いつまで経ってもマグカップは出てこないしで疑問だらけで。 そのうえ、元気の様子の意味が本当に分からなくて!!! 美鼓のことを凄く遠ざけていたかと思ったら急に「好き」とか言い出して!! 何かがあるのは分かりましたが、まさかの顔が真っ黒だったという・・・。 多分本当に元気にはそう見えたし、実際にそうだったんだろうなと思います。 なんといっても美鼓は神様の娘なので。 “変な人”ではなく“不思議ちゃん”で済むように大人になりたくなかった美鼓。 元気とのことがなければ大人になろうと思わなかったと思います。 “駿と雪”の結婚式の時に突然現れた“巫女”。 物語の最後の最後で急に現れてその結婚式でアワアワとしていたのに、神父さんの言葉を口から出した時は厳かな声を出すことが出来た“巫女”。 その“巫女”が今回の主人公になるとは思いませんでした。 そして、まさかの名前も“ミコ”だとは・・・。 あと、信之~!!! ここで信之とまた会えるとは~!! 前は優しくて誠実で真面目なだけの印象でしたが、結子との結婚直前に逃げて元気と一緒に向こうで働き始めて変わったようですね。 “社長”のことをバカにされることは許せなかったようです。 そして信之についてきちゃった“彼女”も! 前よりも更にパワーアップしていて結局名前は分からず。 急に相川製薬のハトコまで登場し、本家の長女である結月と結婚させられそうになっていたのには笑いました~。 今回は色んなことがモデルになったようで・・・。 まず、最近数年ぶりに会えた私の友達が海外在住でグリーンカードも取得していて。 駐在妻ではなく向こうの会社に就職した人と結婚しました。 その友達からの話やお土産なんかもモデルになっています。 向こうの大学の話や会社の話、日本人の差別の話、日本人と外国人のハーフの差別の話も。 日本がどこにあるのか分からない人やサムライみたいな格好をしていると思っている人もまだいるらしい。 それと、美鼓の“天気予報より天気予報”の話。 これは完全に私の父方のオバがモデルになってしまいました。 何かの物語のあとがきでも少し書いたことがありますが、私のオバがこういう人で。 私も父もこういう話は普段一切信じませんが、身内にいると身内のことだけは違って(^_^;) 子どもの頃から病気まみれの人で、まだ存命中ですが今も大きな病気だらけの人です。 そういったことは大人になってからは外で言わないようにしているそうですが、身内にはたまに言って。 その“たまに”が、私の父が母と結婚する時で。 オバ、大っっ反対したらしいです。 他の物語のあとがきでも書きましたが私の母は物凄く元気な人でしたが障害者になったので。 そして父は介護の過労で病気まみれに。 その他でも私の結婚のことや仕事のことなどで諸々言われたことがあります。 こういうオバの存在が小さな頃からあったので私の物語ではたまに特殊能力が出てきちゃうんですよね(^_^;) 普通の物語の方が少ないかも・・・。 オバはもっと色んなモノが見えてしまう人なので、モデルになってしまったら本格的なファンタジーやホラーの物語になってしまいそうで今から震えています。 結婚もせず男性とお付き合いをしたこともなく、そういう経験もないらしく。 仕事は物凄く出来る人で色んな会社で上層部まで登り詰めてしまうようなオバが今回モデルになりました。 それと、友達に神社仏閣に嫁いだ子がいて。 その子からも色々な話を聞いたので今回神社の娘が主人公になったようです。 あとは“大人になりたくない”問題。 私自身、小さな頃から物凄く変わっていて。 高校生くらいかな?テレビで“天然”というのが流行りだして。 それからは“天然”とよく言われましたが、とにかく何をするにも変わり者で。 “こんなんで普通の会社で働けるかな” “大人になりたくないな” こういうことはよく思っていて。 実際に働き始めたら案外大丈夫で。 入社2年目にはトップの社長の下に配属され部署の立て直しや新規の立ち上げ等もやり、平行して管理部門の部門長にもなっていて。 その時にグループ会社の仕事が出来る人に言われたのが、「Bu-chaさんのOKとNGの加減が今でも分からない。完全にBu-chaさんの感覚だと思うけど、その通りにすると外れない。」と言われたことがあって。 確かに言われてみると、パッと浮かんできた感覚でOKやNGを出すこともあって。 物語同様グループ全社の決裁を把握していたいトップで、その社長に上げる前に私の部署を通すことになっていて。 そういうのも今回モデルになったようです。 増田譲が増田ホールディングスのトップの1人に就任し、でも的場製菓の秘書として常駐するということをして結子は増田財閥のことを心配していたんですよね。 私も少し心配していましたが、元気が元気にしてくれるそうなので安心しました。 美鼓がいなければ元気は日本に戻って来なかったと思うので、美鼓のお陰ですね。 最後に少しだけ須崎社長が出て来てくれて嬉しかったです! 他の物語含め全登場人物の中で須崎社長が1番好き(*´ω`*) そして最後に、美鼓が人ではないと思っていたのに好きになって付き合いたいと思っていた元気・・・。 これは私の子どもが『千と千尋の神隠し』をよく観るようになって。 その度に私がハク様に興奮していて(^_^;) 「元の世界に戻ってもハク様以上の人なんていなくない!? 千尋、絶対に誰とも結婚出来ないって!!」と夫にもよく言うくらいで。 夫からも「ハク様って呼んでる時点で気持ち悪い」と何度も言われていますがハク様のことが大好き過ぎて!! 「もうこの世界でずっとハク様といればいいじゃん!」くらいの勢いで大好きで!! な、私の気持ち悪い気持ちがモデルになってしまったようです( ;∀;) 今回も無事に完結出来てよかったです! 最後までありがとうございました!!
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