私の中の貴方

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 あたしの名は松枝麗奈(マツエダレナ)今日テレビの占いで最高にいい運勢だったから気分良く家を出た。私は、毎日が退屈で何か良いこと無いかなって思ってて、クラスメートの由紀ちゃんとよく話しする何か刺激的な事なんて無いよねーって話ててそんな中由紀ちゃんからアイドルグループの募集してるらしいから一緒に応募してみない?って誘われてどうせ不合格だろうと思い由紀ちゃんがどうしてもって言うからしぶしぶオーディションに参加することにした。 由紀「麗奈、ありがとう!」 麗奈「由紀ちゃん、!書類審査合格したよ。」 由紀「凄い麗奈は可愛いもんなー。私はまだ通知着てないの。」 二人でホワイト・ストロベリーの第三期生募集に応募した、由紀ちゃんの話しだと、ホワイト・ストロベリーは狙い目なんだって取り合えず人を増やすだけ増やしてるらしくあんまり可愛くもない松本淳希とか言う人もテレビに出られちゃうんだから、私らの方がぜーんぜーんましだ。って言い放つしだいで由紀ちゃんの自分好きも凄いなーっていつも感心させられちゃうのだ。そうしてどうにか書類審査を二人とも突破し、私たち二人で歌を歌いながらダンスをする動画を指定された処に送った。由紀「麗奈と比較されちゃうと私ダメかな。」 麗奈「大丈夫!二人で合格しよ!」二次審査員が動画審査なのだホワイト・ストロベリーはいわゆるインターネットアイドルなのだ。 なんか最終審査だけネット公開するみたい。 私達はと言うと三次審査の水着審査へと足を進めていた東京のオーディション会場へ私達は向かう事になった由紀ちゃんの両親が新幹線代を出してくれて、ただ二人で行く事を条件付きだった。一人で東京見物したかったなーなんて思いながら二人旅が始まった。地元愛知県を離れるのが私は始めてでかなりドキドキものだった。新幹線を降りて乗換にまたドキドキしながら由紀「麗奈!こっち座れるよ!」 由紀ちゃんはなれてるのかな?間違えてないよね。 おっかなびつくりで由紀ちゃんの隣に座ると、私の前に男の人が立った。もしかして、私が座った所狙ってたのかな?怒ってないよねって顔を上げて彼の顔を覗くと目が合ってしまい私はどうしたらいいか解らず似合いそ笑いを浮かべるっと、その彼も苦笑いを浮かべた。 悪い人では無さそうなので、一安心していると出発直前に老夫婦が入って来た。 私は、老夫婦が気になり見ていた。電車が揺れる度にヨロヨロっとしていて、大丈夫?って聞きたくなちゃうくらい。その時視線を感じて感じる視線に合わせると、前の悪い人じゃ無さそうな彼と、また目が合うすると、彼が顎で老夫婦を示したその後彼は両手を広がげてよろめく仕草をして私の前に手を出した私は、彼の言いたいことが分からなかったが、何となく彼の手を取った。すると、彼は私を立たせてそこに座る。 私は、ナニ?そういう事?って思って東京怖って思った。やっぱり私みたいなのが地元離れちゃダメなんだって思った。彼はと言うと、あろうことか立たした私の前で彼「ねぇねぇー彼女!」っとナンパを始めたしかも由紀ちゃんに、彼「もうちょっとそっちに寄ってくれないそうすれば3人座れるから」っと、あれ?ナンパじゃ無いのかな?私もなぜか、彼の見方して麗奈「由紀ちゃん!ちょいづれて。」 私の声に反応し由紀ちゃんは端に寄る。すると、彼は私を見つめて、人差し指で老夫婦を指して連れて来るように指示を出す。私は、面倒くさなーって思ったけど、今私顔に出しちゃたかな?彼が御願いって言わんばかりの手を合わせるものだからしぶしぶ老夫婦の元へただこの後どう声をかければ良いのか解らないじゃん変なことさせんな! 麗奈「あのー席が空くので良かったら座りませんか?」 お婆さん「おじいさん席が空くそうですよ座りましょ、」 彼の前まで来るとまた彼が私に手を差し伸べるのでその手を掴むと今度は逆に私が座らせられて彼が立つすると、彼は浪老夫婦にむき直し、彼「良かったですねー最近の若者にしては出来た娘さん達に会えて。」 っと言いながら拍手をする。私は立ち上がりどうぞって、手でアピールする。 そのまま私は由紀ちゃんの前に立ち何人かの人が散られたのか拍手しているのを照れていた。 彼は私に彼「ありがとう!頑張ってオーディション!」っと小声ですれ違いがてら言って違う車両へと移って行きました。お婆さんから何度も感謝されて良いことしたの私じゃ無いンだけど、と言う葛藤が頭の中でえんやわいやと浮かんでは消えを繰り返しながら電車に揺られていると目の前で気持ち良さそうに居眠りしている由紀ちゃんがなんとなく腹立たしく感じ目的の駅で頭をオーディションのパンフレットで叩き起こして老夫婦が立ち上がり会釈をするので手を振っておいた。由紀ちゃんは何かあったの?ってな感じで、私を見つめていた。
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