あなたに。

何してるかな

　こんばんは。
　今は、日曜日から夜中の0時を過ぎて、月曜日の真夜中の3時9分です。
　相変わらず、夜更かしばかりしているなあって思われたかな。
　違うの、明日が、ううん今日がお休みだから起きていただけで、普段はなるべく23時過ぎには睡眠導入剤を飲むようにしているの。
　まあ、効かなくて朝まで、昼まで、結局は次の日の夜まで起きていることも、たまにはあるんだけどね。

　まだ薬なんて飲んでるの？って思うでしょ。
　一生飲むんだよ、私。
　でもね、ずいぶん精神的には健康になったんだよ。

　お酒やめたの。
　すごいでしょ。
　えっへん。

　私はもうね、死ぬまでお酒は飲みません。
　でも、煙草は復活しちゃった。
　そうそう、一時期は煙草もやめてたの。
　でも、やっぱり無理だったよ。
　吸いはじめたら、元に戻っちゃった。
　でも室内では吸わなくなったから、ボヤは起こさないよ。
　…うそ。
　ううん、室内では煙草は吸わないの。
　でも、お香でボヤは起こした。

　一緒にベッドで寝っ転がって、裸のまんまで煙草吸ったよね。
　私、あの時間が好きだった。
　くだんない話をして笑ってたら、君が私のことを「子供みたいだ」って言ったから、顔に煙かけたっけ。

　いつも、一緒にいられない日は、君の銘柄の煙草を１箱だけ買って帰って部屋に用意していた。
　だって、突然来る時あったから。
　だから、最後に残ったのは、君の銘柄の煙草が１箱。
　私が苦手な、メンソールだから、捨てたよ。

　お酒が大好きな二人だったね。
　でも、私はお酒はやめた。
　君は、今でもきっとお酒が好きだろうな。

　「彼女にして」
　「うーん」
　「あ、じゃあいいや。たまにこうして遊んでよ」
　「だーいすき、うたちゃん」
　「また、一緒に飲みに行こうね」

　彼女じゃないのに、大好き、は毎回何十回も言ってくれたの、変な人だったなあ。
　可愛い人だったなあ。
　今でも私は、メンソールの煙草は滅多に吸いません。
　お酒も飲みません。
　でも、思い出すの。

　ベッドに転がって、二人で吸っていたメンソールの煙草は、不味くはなかったんだ。
　ただ、喉がヒリヒリして、くしゃみが出そうだった。
　うそ。
　涙が出そうだった。

　今、何してるかなあ。