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登場人物
槻山湊音 高校2年生
槻山家長男。分厚いメガネの男の子。
友達は少なく恋愛経験もない。
心を開けるのは倫典のみ、他のクラスメイトはあまり好きじゃない。
亡くなった母親のことが心底にある。
軽音部でギターボーカルを務める。
菅原美帆子
大学四年生。
両親は早くに亡くして今は祖母の仏壇を置いてる親戚のみしかいない。
特に1人が寂しいわけではない。
高校時代に経験した恋愛に後悔している。自分の青春をめちゃくちゃにした相手を許せないが今は仕事をしなくては生きていけない、それはわかっているのだが恋愛もしたい。
複雑な気持ち
大島和樹 28歳
高校教師。剣道部顧問。子供の頃から剣道をやっていていわゆる剣道バカ。
180近い身長で体ががっしりしてるため尚且ついかつい顔もあってか威圧感あり。
熱くてうざがられるがフランクな性格のおかげで、ある程度の人気はある。
実は三葉がタイプなのだが気高い性格であしらわれ、美帆子にターゲットを切り替える。不器用なため勢いで突っ走るタイプ。
湊音が教育委員長の息子であることと、昔彼が母親を亡くしたことを知っていて自分もそうだったため気にかけている。
大森倫典
高校2年生。家族親戚が医療従事者。地域の医療を支える医療グループ一族で三男坊なのだが他の家族に比べ勉強できないことで疎まられている。
夢は人の支えになる、というざっくりとしたもの。
男女ともに仲良く明るく接することができて湊音の1番の親友、彼もそう思っている。
三葉が好きでぐいぐいアピールしている傍ら湊音の恋も応援する。
三葉
大学四年生。昔から大人っぽいと言われてセクシーなオーラが漂う。大学生活はほぼ夜の街で働き学費も稼いでいた。
大島みたいなむさ苦しい男は苦手。
倫典に関しては可愛くて優しい子だという印象。弟みたいに可愛がる。
槻山広見 39歳
若くして教育委員会委員長。
未だ教職に未練があるのか長期休暇にはボランティアで寺子屋をやっている。
話は長くなるが朗らかでおっとりして優しい父親。
20代のころに最初の妻を亡くし、しばらくは息子の湊音を男で1人で育てる。
今の妻は大学の時の後輩。そんな妻に尻を敷かれてる。
趣味は登山。湊音とは違って長身。
槻山志津子
雑誌の編集者。
シャキシャキとしてしっかり屋である。
血はつながらない湊音も大事に育てる。
子供が産まない体であるからが故だが……。
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