その日から

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「練習しようと思って。でも泣いてるとこに来ちゃってごめんな。でも普段は泣かないだろ。 志田こそどうした?」 何となく自分の性格を話した時があって、人の前、人に見られそうなところでは泣けないと話していたことがあったのを思い出した。 そしてさっきあったことを全部では無いが概要を話した。 「そうなのか、、辛かったね。高校生って〇か×を求められるし人生でも正解、不正解が決められると思うけど君たちは生まれてきたことが正解なんだからその後のことは不正解でも大丈夫なんだよ」 少し難しいけど生まれてきたことが良かったんだよってことかな? こんなに言われるのなら人を信じなければよかった。 好きにならなければよかった。 私の存在する意味って何? そんなことを考えてた私にはとても大きな大切になる言葉だった。 少し落ち着いて後輩も来て曲の練習をすることにした。
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