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アキ:「どうしても思い出す事ってあるよな。」
同級生が久し振りに集まると、学生当時の思い出が蘇る。
良いモノもあれば、悪いモノもある。
アキ:「甲子園予選、最後の夏の最後のプレーは、言ったらいかんと思っていても言いたくなってしまうわ。」
アキ:「なあ、なんであれ捕れんかったん?ノリ?」
ノリ:「俺に言われても。本人じゃないとわからんやろ。本人ですらわからんかもしれんけど。」
アキ:「って、おまえが本人やん(笑)。」
ノリ:「え?そんなわけないやん。」
アキ:「そら消したい記憶かもしれんけど、チームメイトの記憶からは消えんよ。」
ノリ:「マジで言ってる?」
アキ:「事実は変えられんって。」
ノリ:「いやいやいや、俺が甲子園予選の舞台に居るわけないんよ。誰と勘違いしとるん?」
アキ:「ハハハハハハ!俺が悪かったわ。もう言わんどくわ。酒がもう無いけん、買って来るわ。」
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