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ケン:「あいつら誰と勘違いしよるんやろ?」
ノリ:「よくわからん。俺が何人かに分裂して生きてるんかね?」
ケン:「俺と一緒の専門学校行っとる時って、高校3年生とも大学2年生ともカブるから、あいつらの話はありえんのよな。」
ノリ:「専門学校?」
ケン:「ん?」
ノリ:「行ってないよ。」
ケン:「ん?」
ノリ:「つーかケンって、そんなボケするキャラじゃないやん。」
ケン:「何を言うとるんや?」
ノリ:「今日、俺の誕生日でもなんでもないし、サプライズとか要らんよ。」
ケン:「もしかして本気で忘れた?記憶喪失かなんかか?」
ノリ:「記憶は確かだし、専門学校は行ってない。っていうか何の専門学校?そして誰についての記憶?」
ケン:「一緒に漫画家目指そうって専門学校入ったやん。」
ノリ:「もうわけがわからんよ。俺は何者なのよ?」
ケン:「なんかおかしなっとるな。まあちょっとたこ焼き食べよか。」
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