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アキ:「うぃーっす。」
アキが酒を買って戻って来た。
マナ:「あ、ごめん。話の途中だったね。」
マナも電話が終わったようだ。
ケン:「なあ、ノリの記憶がおかしいんだけど。」
ノリ:「え?ネタでも仕込みでもなく、本気だったん?」
アキ:「は?何が?」
マナ:「誰もふざけてなんかいないんだけど...。」
ケン:「3人の誰の話とも一致せんみたい。」
ノリ:「まずさあ、俺、最終学歴、中学校卒業なんだけど。」
ノリ:「その後ひきこもってたから、誰も知らんと思う。受験すらしてない。」
3人とも、「ん?」という顔をしている。
ノリ:「甲子園に出たかったし、マナさんと会いたかったし、漫画家にもなりたかったけど、高校にも大学にも専門学校にも行ってない。」
その場に居る全員が、不快な顔をした。
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