久し振り、だから…

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「ん… あ、おば… そんな、いきなりかよ」 アパートの玄関のドアを閉めて靴を脱ぐとすぐに、僕は先生の股間目掛けて跪く。 廊下の壁に背を預け、先生が狼狽えている。 「だって… 全然デキなかったもん、久し振りだもん、先生の咥えたい」 逸る気持ちを抑えきれずに、先生のジーパンのジッパーを下ろして大きく口を開け、パンツの上から舌で弄る。 「ベッドで… なぁ、あ… んんっ!葵、葉… 」 ベッドに行こうと言いながらも、僕の頭をしっかりと押さえている。 パンツをずらすと僕の鼻先を大きな先生のモノが掠る。腿の辺り、足の付け根の下までで脱ぎきれていないジーパンとバンツの姿が更に僕を唆る。 顔を右に左に動かしながら、先生のペニスを唾液いっぱいにジュボシュボと音を立てて口で扱いた。 「んんっ!はぁぁうっ… ん、葵葉、んん、ああっ!いいっ!いいっ!イクッ!射精()すぞ、いいかっ!」 咥えて扱きながら上目遣いで先生を見ると目が合って、先生の腰がビクッと一回大きく動いた。 「僕の口の中に射精()して」 咥えたままだから上手く言えなかったけど、この言葉を聞いて先生は頭を押さえて激しく腰を振り始めた。 「ん゛ん゛っんんんーーーーっ!」 ドクドクと僕の口の中に先生の白濁の液が流れてきて、ゴクリと飲み干し、手で扱きながら最後の一滴まで綺麗にペニスを舐めた。 「葵葉… 」 トロンとした顔で僕の頭を撫でて座り込むとキスをくれる。 「葵葉、そんなに淫らになって… 今日はメチャクチャにしていいか?」 唇が触れたままの距離で僕の目を見つめて言うから、僕のモノだってもう爆発寸前。 「あっあっあっ、ああっ!ん、ん、ん… 」 両足を大きく広げられ、突きながら僕の顔を嬉しそうに覗き込む。 「肌が赤くなってるな、どこか行ったのか?」 「ん、ん、んん… はぁ、ああ、ん、き、の、う… ん… そ、とで… いや、ん、あぁん、もっと… 強く… ねぇっん!」 久し振りに中に挿れて貰えて、僕の身体は大興奮、すぐにイキそうだ。 「あ… あ、あ、あああぁぁぁぁっ!」 先生より先にイってしまう、それはそうだよ。先生は玄関で一回、すでに僕の口でイってるものね。 先生の部屋でスる時は僕もゴムを付ける。汚してしまったら夏海くんに… 色々と申し訳ないから。 「昨日、外で、何?」 少し怖い声になって、腰の動きも激しくなった先生が絶頂に達しそうな気配。 僕はイってしまっているから、これがまた辛いというか、どうにもならない位になってシーツを鷲掴みしてしまう。 バチンッとゴムを取る音がして、ティッシュでペニスを拭いている先生が、ぐったりとしている僕のゴムも取って丁寧に拭きながらまた訊いてきた。 「昨日、外で何?」 「ん? 外で… お昼ご飯を… 食べた… 」 激しかったセックスに朦朧となって答える。 「誰と?」 「同じ… 学部の… 同級生」 「男?」 「え? う、うん… 」 なんでそんな事を訊くんだろうと不思議に思って、少しずつ意識がハッキリとしてくる。 「どうして?どうしてそんな事を訊くの?」 「……… なんか、嫌だ」 「何が?」 「………… 葵葉が、他の奴と楽しそうにしてるの」 嫉妬? 本当に? こんなにカッコいい先生が嫉妬をしてくれている、嬉しかった。 だってずっと、僕の方がずっと嫉妬をしてきたんだ、いや、今もするけどね。 あまりの嬉しさに口元が綻ぶと、先生が面白くなさそうに僕を睨んだ。 ちょっと心嬉しかった。
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