おしまいのはなし

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おしまいのはなし

「これはおしまいの話」  話し終えた彼女は、とてもほっとしていた。 「続きはないの?」  彼女は首を横に振った。 「これから私は長い休みなの」 「けど、いつか恋しくなる」  私は言った。彼女が笑顔で返した。 「知ってる」
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