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4月10日(月) 夢 音楽室?
音楽室?で、殺し屋?の先生が生徒達に何か・・・悪ふざけ?してた。
だから、私はもう面倒くさくなったし、五月蝿かったから、勝手に出ていくことにした。
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夜宵:──これ以上あなたたちに巻き込まれるのは面倒よ。騒ぐなら、あなた達で騒いで。
私は席を立って、クラスメイト全員に冷たい視線を送る。
クラスメイトも先生も、私に冷たい視線を送り返された。
夜宵:私は、あなた達と関係ないわ。──それじゃぁ。
と、私は扉を開けて出ていく。
先生も生徒も、誰も止めやしない。誰も何も言わない。誰も動きもしない。
──だって、先生さえも異常者だったから。
廊下に出ると、扉の前に何故か神田 魁斗が居た。
すると、事情を知っていたのか(誰か忘れたけど)先生が廊下に出た私に話しかけに来た。
先生:授業中に抜け出すなんて、小豆原さんらしくないね。
意外だと言いたげな顔と口調で、そう言われた。
私に反抗期が訪れたとでも言いたいのだろうか、この先生は。
夜宵:そうですか?
先生:小豆原さんは優秀でいい子だから、誰の先生でも最後まで受けると思うんだけど・・・。
──優秀で、いい子。
夜宵:・・・私だって、合わない先生の授業を最後まで受けたくはありません。──あの先生は異常者だからこそ、私には合いませんし、授業を受ける気にもなりません。
先生:・・・小豆原さんの意見も分かるけどね。
──だったら、どうしてやめてくれないんですか。
──あの教室に残したクラスメイトのことを考えると、少し腹立たしく思う。
何も反論しない、何も動かない。
・・・まるで、「黙れ」って言われて、そのまま操られてしまったかのように。
──腹立つ。
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私は教室で寝ていたのか、時間が経って、授業が終わっていた。
チャイムの音で起きて、しばらくボーッとしていると、クラスメイトの女子が話しかけに来た。
女子:・・・・・・あの。
夜宵:・・・・・何?
無愛想だと言われても、私は別に構わない。
あの時点で私は、「場の空気壊すやつ」「空気読めない人」「ノリ悪い」とかそういう印象を受けているだろうから。
でも、それはそういう雰囲気を作らせた先生も生徒も悪いと思ってる。
・・・別に私は、もうどうでもいいでしょ。
女子:えっと・・・夜宵ちゃんはどうして、抜け出したの?そんな事するような人じゃなかったから、凄くびっくりして・・・。
夜宵:・・・・・別に、私はあの先生が嫌だったから反抗しただけ。あの頭のおかしい先生に付き合っていられないわ。──以上よ。
女子:・・・・・・そっか・・・。
──授業をあの先生がちゃんとしたとしても、こいつが洗脳されてあの先生の味方をしようとしているのだとしても、今の私は誰も何も信じない。
・・・もしかしたら、この教室で寝ていることが、信用している、落ち着ける、という思いからだとしても。
そういうのが行動に出ていたとしても。
夜宵:──私はもう、あの先生の授業を受けたくはないわ。
そう切り捨てて、またその子から離れる。
人から距離を置く。
人の声なんて聞かない。
これは私の選んだ道。
これは私の物語。
私が主人公なら、モブキャラが何を言っていたとしても、私には関係ない。
私に関係のある、重要な人物だけがごちゃごちゃと言っていればいい。
その感想を拾うかどうかも、私次第。
そいつらが文句言うなら、言うだけ言って、自分らでなんとかしろ。
他人の不満に、俺が関係ねぇんなら、俺を巻き込むんじゃねぇ。
俺が関係あったとしても、周りにその話を広げるんじゃねぇ。
──お前らの面倒事に付き合わされるのは願い下げだ。
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夜宵:───ゎ
凄く衝撃的な夢を見た感覚を覚えたまま、私は起きた。
アラームが鳴り響く。7時15分。
夜宵:───
頭の痛みを放っておいて、私はそのまま学校の準備をしようとした。
──お前らの面倒事に付き合わされるのは願い下げ、か。
・・・・・・一体、何がこんなふうにしたんだろうね。
・・・・・・・・・あ、今日は10時登校か。
・・・・・・時間まで、ゆっくりしよう。
・・・ううん──気持ちを切り替えなきゃ、私は、──。
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