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「みくの大会応援行くだろ?」 としょうたが聞くと、 「もちろんだよ」 とふうが答え、 「ふうとみくの大会は、静かにしていないといけないから私は辛いよ」 とゆりが言い、 「俺とゆりの時は応援すごいもんな」 としょうたは笑いながら答えた。 「どう調子は?」 とふうに聞かれたので、 「いつも通りだ」 と私は答えた。 その後、ふうとゆりとしょうたは、学校であったことを話し、 「みくは?」 と聞いてきたことを答えるくらいで、3人の話を聞いているだけだった。 前は4人でわー、わー話しているのをやすのが聞いていたが、いつからか私も聞いていることの方が多くなった。 「じゃあ、みく。  また明日ね」 と私の家の近くに来た時ふうが言い、2人も手を振ったので、 「じゃあ」 と私は言って、家の方に向かった。 振り返り3人が話しながら歩いている姿を見ているとしょうたのことが気になってしまった。 いつものように的を見ながら弓を持って射る準備にはいる。 すると頭の中にしょうたの姿が浮かんでくる。 (なんでしょうたが?) と思いながらも矢を放つが的に当たらなかった。 何度も矢を射るが、途中でしょうたのことを思い出してしまう。
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