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「凄いに決まってるだろ！ 異世界のトイレだぞ」
「まあそうだな・・・ そうかもしれないな──
それであっちの世界に行ってどうだったんだ？」
「ちょっと待て、今の話を聞いてお前は真に受けたのか？」
「真に受けるも何もハルヨシがあたかも真実のように話したんだろ。親友のお前がそこまで意気って話すんだ、信じたくもなるよ」
”こいつは、・・・こいつはいつもそうだ。俺の話を唯一真面目に聞いてくれるたった一人の親友なんだ。だから俺はこいつと”
「鉄平、好きだ」
「お前、冗談でも怒るぞ」
「冗談じゃね～ 前々からそうだったんだ！！！」
「いや、待て、そんなに興奮する事では無いだろ、それに僕は男同士なんて嫌だぞ」
「どうしてだ！ どうしてなんだよ」
「いや、どうしてと言われても」
「俺はしばらくあっちの世界に行って人生観が変わったんだ。だからお前も変なプライドは捨てろよ！」
「だからお前もって言われてもな～ 僕的にはハルヨシがそんな趣味でも一向に構わないのだが、だからと言って僕まで巻き込まないで欲しいな」
「いいんだ、いいんだよ・・・」
「何がだ？」
「だから男同士でもいいんだよ！」
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