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そう悪役魔女には見えて他の人にも見えない者それは現代の日本でも見える人はほとんどと言っていいほど見える者が少ないそれは霊やあやかし、妖怪が悪役魔女の目には見えていた。
その後
何も異常がないことが分かった夫婦は悪役魔女を連れて家に帰り寝床についた。
夫婦が眠ったのを確認してから悪役魔女はを覚まし魔法が使えるのか試した。
「…どうやら眠ったようだな…さて…魔法は使えるのか?」
赤ん坊の小さな手のひらに炎を出して悪役魔女にしか見えていない霊に向かってその炎で攻撃した。
「…どうやら使える…ようだな!?」
そう言って悪役魔女にしか見えない霊に炎が当たったと思いきや霊達には全く通じていなかった。
「!?…なに!…きかぬだと!?」
「…見えるのか…」
「…さっきの炎は何だ?」
「…巫女の力?」
「陰陽師?…」
そこに居た霊達はそう口々に言い出したが悪役魔女を殺そうとした。
「…何でもいいや…子いつ殺す…」
「…喰ってもいいのか?」
「!?…(喰うだと!)」
そう聞いて悪役魔女が幾つかの攻撃魔法を使って霊達に当てたが全て通り抜けてしまい当たらなかった。
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