悪役魔女が逆転生しました🌠

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「さぁ…おっぱいの時間ですよ…」 「…(う、だから…おっぱいとか言うな!…人前で片方の…む、胸を出すな!…は、恥ずかしい)」  そう悪役魔女が困っているのは母親が母乳で育てている事が耐え難かった。  粉ミルクで育てている母親が多いが悪役魔女の母親は母乳で育てると決めていたためどうしても片方の胸をさらけ出す事がどうにも嫌だったが飲まない訳にもいかずちゃんと母乳を飲んだ。 「う…(ああ…赤ん坊だから…喋れないから文句も言えんし…それにしても…母だけではないが…何故、追い払ったのにまたいるんだ!?)」  恥ずかしく思いながらもふと気づくと何時も両親には霊が取り憑いていた。  どうやら両親は霊に取り憑かれやすい体質なのか何時も外に出て家の中に入ると何故か何時も霊を連れて来ていた。  その度に何時も両親が寝静まった後、悪役魔女は新しく目覚めた力を使って祓っていたが赤ん坊と言う事もあるが体力が続かずよく眠ってしまうのと直ぐにお腹が空くのが難点だった。 「…う…(それにしても…この力、上手く使いこなせないな…直ぐに疲れてしまう…魔法ならば問題無しに使えるのだが…)」  そう言って右手に手の平サイズの小さな炎を出した。    
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