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「…う…(それにしても…この力、上手く使いこなせないな…直ぐに疲れてしまう…魔法ならば問題無しに使えるのだが…)」
そう言って右手に手の平サイズの小さな炎を出した。
「…(こちらには無い力だからなのか?…だが…この力は…)」
左手を綺麗な青白い光を光らせた。
その両方の力を見て魔法も何とか使えないか考えていたらふと融合させるのはどうかと考えて出している炎と新しい力を合わせてみた。
「…上手くいくか分からないが…っ!…!?…う、上手くいった…何だ…この炎…今までの炎と違って…キレイだ…」
融合させた炎は純粋で今まで使っていた炎とは比べ物にならないくらい綺麗な炎だった。
「…これなら…」
融合させた炎をそこにいた幽霊に放ったら見事に霊が祓えた。
「!…何だこれは!?」
「ああ!…」
「!?…ど、どうなっている…」
それを見た悪役魔女は驚いた。
新しい力だけでは祓うと言ってもそこにいた幽霊を家から出すだけだったが炎と融合した力は幽霊達をその場で浄化してしまった。
「…全て消えただと…もしかしたら…上手くいくかもしれん…」
そう思い悪役魔女は目を瞑ったら身体が綺麗な青白い光に全て包まれた。
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