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その光は直ぐにおさまり悪役魔女は目を開けた。
「…上手くいったな…」
悪役魔女が納得していたら先ほどの光の眩しさで両親は目を覚ました。
「う…」
「…今の光は?」
二人は起き上がり辺りをキョロキョロしたが何も無くお互いに顔を見合わせて首をかしげた。
その異変に気付いたのがもう一人居た。
「…あの…赤子…もしや……」
そう言ったのは銀色の長い髪に平安時代に着そうな真っ白い着物を着た男の人だった。
その男の人はある神社を訪れて先ほどの事を巫女姿の女性に話した。
「…そうか…その赤子…一度、会っておいた方が良さそうだな…」
「…」
巫女姿の女性がそう言ったら男の人は何も言わず佇んでいた。
悪役魔女が今の力と魔法を融合できてから数日がたち相変わらず両親は幽霊などを連れては帰って来ては悪役魔女が祓っていた。
「はぁ〜…相変わらず…両親は変なもんを連れて帰ってくるな…その度に私が祓っておるが…切りがない…よほど好かれやすいのだな…この二人は…」
呆れながらも悪役魔女は両親を助けてあげたいと思っていた。
そんなある日…
家に綺麗な女の人が訪ねて来た。
「あら…○○ちゃん…久しぶりね」
「…お久しぶりです…」
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