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「しかし、自主的能力を持っている奴も流石にこのクラスにはいる。だが勿論、
ソイツらはこの学校のことを怪しむような目でこの学校に入学してきたんだろう。
だからこのようなハプニングにも、桑田や白田、霧宮は
冷静に状況を把握して質問とかをしていたんだろうな」
...なるほど、図っていたのか
この高校はやはり普通とは違う、そしてなぜあれだけトップを争えるのか...
それは教師から見る無能たちをひたすら切り捨て、有能だけを残したから
あんなにトップを狙えるのか...中々内容がエグい高校だな
「はい、無駄話もこれぐらいにして、さっさとクジを引くぞ」
綾は両手を叩いて、生徒の視線を綾に向けさせるように促した
もうここまで来てしまったら生徒たちも諦めたのだろう、何も言わずにただ祈っていた
「ちょっと待っててな、クジを用意するから」
そう言って綾は教壇の下に潜り、クジの用意をする。
...いや、潜ると言うよりしゃがむとちょうど教壇で見えなかっただけだな。
「...よし、じゃあ引くぞー」
そう言って綾はクジが入っている透明の箱を教壇の上に置く。
ちなみにクジは折り畳んでおり、番号が見えないようになっている。
「よいしょ...っと」
そして綾は透明な箱から一枚のクジを引いた
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