シャドウシリーズについて（小話集）

16. 剣

　『シャドウ』シリーズでは、銃や近代格闘技が描写されることがメインである一方で、魔術や剣術も出てきます。

　その中で出てくる武器で、“ウェポンズ・ブレイカー”があります。

　この世にないとされる神の金属、オリハルコンで造られたそれは、古代人の文明の糧となっていた格子エネルギー結晶体“インダストクリュスタス”を含んでおり、緑に発光する剣で、別名“オリハルコンブレード”と呼ばれる…

なーんて、かなりファンタジーなアイテムなんですが、

これ、モチーフは、昔のSEGAのゲーム機メガドライブの往年の名作『シャイニングフォース』に登場する、“カオスブレイカー”が、イメージモデルです。

　デザインとか設定は、まったく関係ないですが、悪を倒す“カオスブレイカー”って、緑に発光するところと、名前がすごく気に入ってて、モデルにしました。

　余談ですが、ドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』に出てくる、現代人では加工する技法がわからないとされる“ヴァリリア鋼”とか、なんかワクワクしちゃうんですよね。

　“ヴァリリア鋼”の剣の中で、“オウスキーパー（約束を守る者）”という名前の剣が好きで、こういう感受性が薄れる前に、もっと小説書きたいなと思ってたり、してます。