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「この戦いを、終わらせなければなりません」
そう、彼は言った。
戦いは、初めは、人間同士の戦争だったらしい。
しかし、いつしかそれは、人間が造ったマシン同士の戦いとなったのだ。
彼は、続けて言った。
「愚かな人間が、始めた戦いでした……。しかし、人間は、愚かですが、その間違いを正すことも出来るのです。私なら」
「でもっ! でも、あなたは、人間じゃない。あなたが、行くことはないでしょう?!」
あたしは、必死に言った。
「いえ、もう、私でしか、終わらせる方法はないのです」
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