過去

21/24
前へ
/337ページ
次へ
———ドカッ!!! 「きゃっ!!」 麗華ちゃんの目は、完全に無邪気な色だった。 「あたしも思っていたよ、あんたなんか、死ねばいいってね!!あはは!」 そう言って笑いながら、麗華ちゃんはハルカを何度も蹴飛ばす。 「あはははは!!麗華ちゃん、やるねぇ!」 あたしは、腹の奥から熱いものが込み上げてくるのを感じた。 狂ったように笑ってハルカを蹴り飛ばす麗華ちゃん。 とっても、とっても。 ステキ。 うふふふ。 最高だよ、麗華ちゃん。 「きゃはははははは!!!」
/337ページ

最初のコメントを投稿しよう!

40人が本棚に入れています
本棚に追加