やさしい嘘を、君が君を許せるまでは

花びらを拾うたび、ぼくの記憶は鮮明になった。嘘と不思議が織りなす物語。

一月ににか

青春 完結
14分 (8,066文字)
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あらすじ

事故により記憶を失った少年・桜は、自分は偽物の“桜”だという思いから、周囲のやさしさを受け入れられず心を閉ざしていた。 ある日、4年間離れていた幼なじみが帰ってくると聞いた桜は、その人物なら自分に“桜

目次 1エピソード

感想・レビュー 1

レビュー失礼します

冒頭では、桜少年のみんなが記憶を失う前の自分を見ている、という気持ちが心に刺さります。 きっと成人男性だったら持たない、思春期ゆえの感情がまっすぐ静かにぶつけられています。 それだけでも充分ドラマにな
ネタバレあり
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