第1話 迷い込んだ少女
8/8
読書設定
目次
前へ
/
189ページ
次へ
甘い花の香りが塩素の淀んだ人工臭を掻き消し、まるで清らかな本物の小川の上に居るよう。 少女は一時不安を忘れ、身を乗り出して景色に魅入った。妖精が誇らしげに笑う。 「素敵な所でしょう?」 「うん!」 頭上から一際巨大なピンクの花が襲い掛かり、肉厚の花弁で少女をぱっくん、丸呑みした。
/
189ページ
最初のコメントを投稿しよう!
10人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
323(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!