♦︎動物園のライオンたち♦︎

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夜の動物園。 ライオンのライ子とオン子が話しています。 「ねぇオン子。」 「なぁにライ子。」 「人間って私たちのこと、舐めてるわよね。」 「そうよね、檻の中にいるからって。」 「楽しそうに見物しちゃってさ。」 「それに知ってる?ライオンのぬいぐるみとかショップで売られてるらしいわよ。」 「きーー!ホントはそんな可愛くないのに!強いのに!」 「こちとら百獣の王よ?」 「まぁそのイメージが強いのはオスライオンだけどね。」 「けど主に狩りをするのは私たちじゃない。」 「確かにそうだけども。そこで、オン子。私に考えがあるの。」
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