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夜の動物園。
ライオンのライ子とオン子が話しています。
「ねぇオン子。」
「なぁにライ子。」
「人間って私たちのこと、舐めてるわよね。」
「そうよね、檻の中にいるからって。」
「楽しそうに見物しちゃってさ。」
「それに知ってる?ライオンのぬいぐるみとかショップで売られてるらしいわよ。」
「きーー!ホントはそんな可愛くないのに!強いのに!」
「こちとら百獣の王よ?」
「まぁそのイメージが強いのはオスライオンだけどね。」
「けど主に狩りをするのは私たちじゃない。」
「確かにそうだけども。そこで、オン子。私に考えがあるの。」
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