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「才花…大丈夫か?」
私に覆い被さり、ぎゅうっと強く頭ごと抱き寄せた羅依が私の耳を食みながら囁く。
「うん…羅依は…大丈夫?足、気になったでしょ?」
毎晩ずっと私を抱きしめて眠っていた彼が、ちゃんと満足出来たのかどうかが心配だった。
「それも今だけの才花だな」
「そっか…うん…」
「体が柔らかいからまだまだいろいろ楽しみだ、才花」
「…関係ある?」
「膝が治ってからな」
「羅依は…私でいいの?」
「うん?才花がいてくれるだけでいいんだが、何が気になる?」
「ぅん…私…基本的にセクシーな感じとは無縁なの」
「どこが?どこもめちゃくちゃエロチックでセクシーだが?」
羅依は片手で私の体を撫で回し始める。
「普段から肌見せてるのが普通だから、セクシーランジェリーとかには無縁なの。エロくならないようにと、動きやすいように」
「下着みたいなウェアか?いつも似合ってる。ランジェリーを抱きたいわけじゃないだろ。才花が何を着てても、何も着てなくても…こんな感じだが?」
彼はすっかり高温に熱された鋼鉄を私の右足のももに押し付けた。
「やけどしそう…」
「中で受け止めて、才花…もう一度だけ」
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