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新緑の季節
初夏の近づく新緑の季節に、昔は実家の近くの舗道にお茶っ葉の木、韮の花などが現在よりも、自然環境一杯に植えられていました。ニワトリが空を五メートルほど羽ばたいて歩く庭と、丸く円の孤を描いて草を食べる山羊が日中は繋がれ、日なたぼっこを為ていました。
中学時代に、従姉妹のお姉ちゃんが…
お嫁に行きました。高校時代に、また従姉妹のお姉ちゃんがお嫁に行った先の京都で無事に出産したと聞きました。
思春期、プラス青春時代に朗報を持って…
私もぐらいの考え方を覚えていました。
高校時代、早い子たちは直ぐの年賀葉書に「もう生まれたよ。」と聞いた新鮮な気持ちがありました。
20代になると兄弟の子供が生まれた時、
同じぐらいの友達と姪っ子、甥っ子に
何と呼ばれるかを話したら…
お互い普通に「おばちゃん。」と呼ばれて
いたのと「其れが、すごく可愛いよ。」と
言うところが共通したので…
友情の深まる想いでした。
父親、母親、共に…
5人兄弟、6人兄弟の家庭環境から
従姉妹の人数も多く過ごしました。
北国にも親戚のある家庭環境でしたが
近代社会を感じたところは、
結婚後に東京や横浜を住まいとする、
従姉妹のいたところと考えました。
同級生を考えると仕事先の考え方で
同様に東京や横浜で働く人がいました。
再会に於いての話題は…
「おいしいもの、何?」だったことを思い
此までを振りかえることができました。
最近は玉子を自動販売機で買うことが
できて、其れは交通標識のような役割が
あるように思いました。
進行方向を伝える役割を成していました。
工場で製造される缶ジュースとは違い
直ぐニワトリまで思い浮かぶのは
実家の近くに鶏舎があった理由からと
思いました。
幼い頃、私の実家の2件先に鶏舎がありました。ザルにスーパーの袋をかけて自転車に乗って、両親に頼まれたおつかいに行くことが毎月程度の頻度でありました。
平野地帯に生まれ育ちましたが
鶏舎や牛の放牧を見ると…
のどかな日本を感じることができました。
地元の郷土料理に鰯をお酢に漬ける料理と
巻き寿司があるけれど…
年始に人が集まると必ず、其の巻き寿司を
作る為の薄焼き玉子を何枚も何枚も、
焼きました。
同年代の子供同士、親しく遊びましたが
特にゲームウォッチと言う流行のゲームで
日が暮れるまで宴会のような過ごし方を
することを、お正月だと考えた子供時代でした。
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