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次の日の早朝5時
ホテル亀山の出入口付近
観光客の男性はジャージ姿でホテル亀山から散歩に出掛け様としていた。
観光客の男性は早朝の清々しさに癒された表情で
『朝食前のこんな時の散歩は気持ちいい………戻ったら風呂にも入りたいな～。』
観光客の男性は昨日の夕方の事を思い出しながら自分の乗ってきたロードバイクを見て
『しかし昨日、夕方遅く、あんな時間にこの辺りからロードバイクで鴨川市街方面に走って行く人を見たけど………あの時間からは真っ暗になって危険だぞ。無事に到着していればいいんだけどな。』
観光客の男性はゆっくり歩きだし、ゆっくり散歩をしながら今日の予定を考えていた。
『今日は鴨川市に行って鴨川松島に仁右衛門島、フラワーパークも捨てがたいな。ロードバイクなら一時間あれば鴨川市に行くだろ。』
観光客の男性は、目の前をロードバイクに乗って鴨川市方面に走って行く人達を見ながら
『う～ん、やっぱり勝浦市の鵜原理想郷にも行きたいな。あそこからの風景は最高なんだよな。ここからなら一時間半か………それなら鴨川市も勝浦市も両方行こうか。』
観光客の男性はロードバイクで観光している観光客だった。
観光客の男性は歩いている右側の下に川を見て赤い橋に差し掛かり
『この橋から川を見下ろすと凄くいい気色だ。そうだ、スマホで撮影してあとでみんなに見せようか。』
観光客の男性はその風景を見渡しながらもう一言
『ロードバイクで旅行はどこでも止められるから好きな場所で写真もとれるのも醍醐味なんだよな。』
観光客の男性はポケットからスマホを取り出して赤い橋の上から撮影を始めた。
カシャカシャ、カシャカシャ………
『おぉ、いい写真が撮れそうだぜ。』
観光客の男性は赤い橋の上から上下左右に体の向きをかえ自分のスマホで撮影をして、スマホの写真を開きどんな感じで写っているか確認をして
『最高の気色は最高の写真になるな。これも、これも、これも最高じゃないか。ん？川を写した写真、何か写ってる？』
観光客の男性は川を写した写真をアップにしながら
『ん？川の岩場に何か写ってる？って、何だこれは？アップにしてもわかりづらいな。』
観光客の男性は自分のスマホで撮影した、赤い橋の上から、橋の下に流れてる川と岩場が写ってる写真に何かが写り混んでる事に気が付き撮影した写真をアップにしてもわからず
『写真じゃわからん。撮影した場所を見れば良いのか………』
観光客の男性は自分のスマホを片手に、川と岩場を写した写真を見ながら、撮影した実際の場所を比べてみると
『えっ？な、何だあれは………？えっ？う、嘘だろ………』
観光客の男性はその場所を見渡し、自分の手で一度目を擦りもう一度その場所を見渡し、その何かが写り混んでいた何かがわかった瞬間に腰を抜かしながら
『ひ、人？あ、あれは人じゃないのか………？えっ………？人が倒れてる………？』
観光客の男性は赤い橋から川を見下ろした場所の岩場に人が倒れていたのを発見した………
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