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「・・・・・お前、鬼の子なの?」
眉間に皺を寄せて何か考えてるような顔で綱君は私に話しかけてきた。
鬼の子と言われてるのに怖くないのだろうか・・・・・
私は答えていいのか分からず言葉に詰まった。
「綱君!私達が説明するから、鬼の子に話しかけない方がいいよ?」
「とりあえず、離れた方がいいぜ・・・・・
———殺されるよ?」
"殺される"というワードは恐ろしかったからか、険しい顔をしながら、何か考えるように黙り込んだ。
殺したりする訳ないじゃん———。
心の中で反論したがなんだか言葉にするのが怖くて、口に出すことは出来なかった。
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