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修正版【著:ユッキー様】シーと21世紀阿呆船【短編随筆】
この作品を読むにあたって、相当な覚悟がありました。
元首相銃殺事件についての作品であるからです。
あの事件もまた、私の「光に対する対立」という自己のトラウマを思い出すできごとだったからです。
例えば、「にわか」というTwitterアカウントで、産経新聞などの気になるニュースについて論じただけで、想定よりフォロワーが増えてしまったとき。
様々な綺麗とは言えない思い出が、走馬灯のように押し寄せました。
そういえば、事件発生直前の日、私は選挙のお手伝いをしていて、とあるクレーマーの女性の叱責で泣いてしまったのでした。
畢竟、何が正しくて、どれが過ちなのかは法にゆだねるしかなく、被害者はいつも泣き寝入りです。
もしかして、あの元首相もアンチと信者の狭間で苦しんでいた、サラブレッドのような二世とも言えるかもしれません。
いや、一緒にしてほしくないかもしれませんが、彼の家柄は政治家になれという圧力を感じそうな血族ですから……。
知る権利のない、一般通過市民にとっては、あの元首相は本当に難病なのに都合のいい時だけ総理になる道化もしくは粛清者にみえるでしょうね。
つまり、教祖というのは政治家と繋がっている搾取する側でした。
純粋無垢な人や裏切られた人間、自罰的な恥多き人を下に見ながら、自分自身の正当化で忙しいんですね、宗教家は。
自分を救えるのは自分だけ。
著者であるあなたは、どうですか。
貴方は筆を執った。まだ、この世界に救いがあると信じられたのですか?
ならば、私もいつか何処かの誰かに認めてもらえるのかもしれない、と。
自分を少しだけ、許せそうなのです。
隙あらば、自分語りですみません。
しかし、私はあなたに同情ではなく、共感してしまったので、その感想も執筆者への手紙のようになってしまいました。
これ以上は蛇足になってしまうので、作品への感想はこれにて終了とさせて頂きます。
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